新型インフルエンザ対策!
中医学(中国漢方)のインフルエンザ対策!
新型インフルエンザの流行が続いています。
インフルエンザは38度以上の高熱、筋肉痛や倦怠感などの症状を伴い、くしゃみや咳きなど空気中に散ったウイルスにより飛沫感染します。
西洋医学には、抗ウイルス薬やワクチンなどがありますが、どんどん構造変化するウイルスに対して新薬の開発が追いつかず、後手に回ってしまうのが現状です。 ワクチンの不足も更なる不安をあおっています。
主に抵抗力の弱い子供やお年寄りがかかりやすい傾向にあります。 また心臓や肺、糖尿病など基礎疾患を持っている方はさらに危険と言われています。
だからこそ「なる前に守る!」インフルエンザに罹らない予防対策でウイルスを寄せ付けないようにすることが大切になります。
それにはまず、手洗い、うがいなどの生活習慣はもちろんのこと、バランスのとれた食事、十分な睡眠も大切になってきます。
中医学では細菌やウイルスなどを「外邪」(がいじゃ)ととらえ、外邪から体を守るために、免疫や体力を備えることを中心に予防します。
体の抵抗力(免疫力)を高める「補気」(ほき)=気を補うことが重要です。
漢方薬では麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)がよく使われます。
また、お茶では、スイカズラの花や菊の花、板藍根(ばんらんこん)などがおすすめです。
板藍根はアブラナ科(ホソバタイセイ)の植物の根で抗菌作用、抗ウイルス作用、解熱作用、解毒作用などにすぐれた生薬として知られています。
板藍茶、板藍のどあめ、として市販されています。ヤマト漢方薬局(ふくあん先生)